水道水が、なんか錆っぽい味がするとか、
洗面やバスタブの穴の周りが何となく
赤くなったりしていませんか?
もしそうだとしたら、
それは水道管のサビによるものかもしれません。
「え? うちは新築したばかりだからサビなんて...」と
思ったあなた。
そうではないんです。
確かに新しい家の水道管は鉄製のものから
塩ビ製へと変わっています
しかし問題は、水道局から各家庭までの水道管なんです。
日本の水道管の総延長ってどのくらいあると思います?
実は、60万キロを超えます。
地球の一周が約4万キロですから、なんとその15倍!
しかも水道本管には、まだまだダクタイル鋳鉄管という
金属管が多く使われ、家庭に引き込まれる
口径50mm以下の給水管にも鋳鉄管が使用されています。
毎年毎年、道路工事で
「古くなった水道管の交換工事をしています」とよく見かけますが
全ての菅の交換にはあと何年?いや何十年、それ以上??
かかるのではないでしょうか?
新しい住宅は、給水管に塩ビを用いますので
問題は起きないように思えますが、
水道本管や家庭までの給水管の一部が金属製の場合があるので、
やはり赤サビや重金属の流入は避けられません。
しかも、鉄分は赤色とか鉄錆の味といった具体的な形で
表れるため分かりやすいのですが、
重金属などは試験薬によって
テストしなければ分かりません。
これが水道水の現実なのです。
こうした水道水を何年も何10年も飲み続けるとしたら...・・・
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